実家の押入れや蔵の奥から、塗装がはげかけた車やロボットのおもちゃが出てくることがあります。薄い鉄板でできた、いわゆる「ブリキのおもちゃ」です。錆びていたり、箱がなかったり、ゼンマイが動かなかったりすると、つい処分を考えてしまいますが、昭和のブリキのおもちゃは、そうした状態でも値段がつくことがある品物です。
この記事では、長野県で出張買取を行う清三郎が、ブリキのおもちゃの評価の考え方と、査定の前にやらないでほしいことをお伝えします。
ブリキのおもちゃ、捨てる前に確認したいこと
結論から言うと、古いブリキのおもちゃは、状態が悪くても自己判断で処分しないでください。探している愛好家が国内外にいる品物だからです。

写真:Thomas Quine(CC BY 2.0)
ブリキのおもちゃは、1950年代から60年代にかけて全盛期を迎え、戦後の日本では海外へ輸出されて外貨を稼ぐ重要な品物でもありました。車・飛行機・ロボット・宇宙船・動物など種類が多く、当時の子どもが遊んだものが、そのまま実家に残っていることがよくあります。
実際に、他社の買取店では、動かない「ジャンク品」とされたブリキの車に1万円台の査定額がついた例も紹介されています。もちろんすべての品物に値段がつくわけではありませんが、見た目だけで判断するのはもったいないのです。
評価を左右するポイント
結論から言うと、「メーカー・種類」「状態」「箱と付属品」の3つで評価が変わります。

写真:D J Shin(CC BY-SA 3.0)
| ポイント | 確認したいこと |
|---|---|
| メーカー・種類 | 底面や側面にメーカー名・マーク・「MADE IN JAPAN」などの表示があるか |
| 状態 | 錆・へこみ・塗装のはがれの程度、部品の欠け、ゼンマイや車輪が動くか |
| 箱と付属品 | 当時の外箱、説明書、別になったゼンマイの鍵(ある場合)が残っているか |
メーカーの例としては、野村トーイ、増田屋(マスダヤ)、米澤玩具(ヨネザワ)などがよく知られています。戦後まもない1947年から1952年ごろに輸出された品物には「MADE IN OCCUPIED JAPAN」と刻まれたものもあり、時代を知る手がかりになります。なお、後の年代に作られた復刻版は、当時の品物とは評価が大きく異なります(復刻版にも値段がつく品物はあります)。
また、当時の箱は、それだけで評価が大きく変わることがあります。箱が破れていても、捨てずに一緒にお出しください。
読みながら「これ、いくらだろう?」と思ったら
写真3枚をLINEで送るだけで、その場で査定できます。24時間受付・無料。売るかどうかは金額を見てから決めてOKです。
査定の前にやらないでほしいこと
結論から言うと、錆を落とす・ゼンマイを無理に巻く・分解する、の3つは避けてください。
- 錆を磨いたり、研磨剤やサビ取り剤で落としたりしない:錆のない部分の表面や当時の塗装・印刷まで傷めてしまい、評価が下がります。ほこりは乾いた柔らかい布で軽く払う程度で十分です
- ゼンマイを無理に巻かない:長年動かしていないゼンマイは、無理に巻くと壊れることがあり、切れたゼンマイの修理は簡単ではありません。「動くかどうか分からない」まま見せていただいて構いません
- 分解・修理をしない:ブリキのおもちゃは薄い板の爪を折り曲げて組み立てられているものが多く、外したり戻したりを繰り返すと爪が折れやすくなります
- 水拭きしない:水分は錆の原因になり、印刷面もいたみやすくなります
見つけたままの状態でお見せいただくのが、いちばん良い結果につながります。
写真の撮り方|3枚あれば十分です
訪問前にLINEでお写真を送っていただくと、見込みを先にお伝えできます。
- 全体(横から。大きさが分かるように)
- 底面(メーカー名や「MADE IN JAPAN」の表示)
- 箱(あれば。箱の側面や表面)
数が多い場合は、並べた状態を1枚撮っていただくだけでも構いません。
ほかの昭和のおもちゃも一緒に
ブリキのおもちゃが残っている家には、ソフビ人形や超合金、ミニカー、ファミコンなど、同じ時代のおもちゃがまとめて残っていることがよくあります。清三郎は、一度の訪問でまとめて拝見できます。
品目ごとの詳しい解説は、レトロ玩具・ソフビ・フィギュアの買取ガイド、超合金買取の相場、トランスフォーマー買取の相場、レトロゲーム買取の相場をご覧ください。蔵や押入れの奥から出てきた場合は実家の蔵・押入れに眠る品物の価値も参考にしてください。
よくある質問
Q. 錆だらけで動かないのですが、見てもらえますか?
A. はい。錆や不動の状態でも、メーカーや種類によっては値段がつくことがあります。磨いたり巻いたりせず、そのままお見せください。
Q. 箱がないと売れませんか?
A. いいえ、箱がなくても査定できます。箱がある場合に比べると評価は下がりやすいですが、本体だけでも値段がつくことがあります。
Q. 部品が取れてしまっています。
A. 取れた部品も捨てずに一緒にお出しください。部品がそろっているほうが評価しやすくなります。
Q. 1点だけでも出張してもらえますか?
A. はい、金額や点数の下限はありません。ただ、訪問前に全体・底面・箱のお写真をLINEで送っていただくと、見込みを先にお伝えできます。
Q. 値段がつかなかったものは引き取ってもらえますか?
A. いいえ。清三郎はごみの回収・処分を行っていません。買い取れなかった品物はお手元に残ります。
ブリキのおもちゃのご相談は清三郎へ
清三郎は長野県全域へ出張し、遺品整理の現場で培った目利きで、ブリキのおもちゃや昭和の玩具をまとめて査定します。金額の下限はありませんが、まずは全体と底面のお写真をLINEでお送りいただくのがおすすめです。出張費・査定料は無料で、最終金額は現物を拝見してお見積りのうえ確定します。出張買取では、追加費用は一切かかりません。買取額にご納得いただけなければ、お断りいただいて構いません(宅配買取でお断りの場合は、弊社までの送料をお振込いただいた上で、着払いにてご返送します)。
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古物商許可番号:長野県公安委員会 第481321600012号